パリジェンヌが日本で生活してみて、そのライフスタイルの違いにしばしば驚くのだとか。
その1つが、「日本人は本当に早起き」だということ。
フランスでは早起きはとても珍しいのです。
というのもフランスでは、ヨーロッパの地域性もあり、夏の日没が遅く、逆に冬の朝は8時ぐらいでもまだ真っ暗という状況。
その為、仕事や趣味など様々な理由で早起きする人もいるでしょうが、朝5時や6時はまだ夜の感覚なのです。
また、彼女たちは夏の早朝から行われるラジオ体操にもとても驚きます。
外で大きな音楽とともに体操する姿は、とても珍しいようです。
フランス人にとっては、「まだ眠りについてから数時間しか経っていないのに体操!?」とびっくりしてしまう出来事です。
さらに、日本では子供が夏休みでも早起きなことに驚きます。
フランスでは「せっかくのお休みで朝寝坊のチャンス!」と思って朝寝坊を楽しみます。
休み中でも規則正しい生活を送るように教えている日本の学校はフランス人にとって衝撃的な事実なのです。
フランス人は睡眠をとても大事にしています。
週末の朝寝坊も大好きで、起きてもゆったり過ごします。
そのことをフランス語で「グラスマティネ」といいます。
「グラスマティネ」とは、「朝の贅沢」を意味します。
ベッドでクロワッサンとコーヒーの朝食を食べたり、本を読んだり、ベッドにノートパソコンを持ち込み仕事をすることもあります。
日本でこの話をすると、そんなのかえって落ち着かないじゃない?と驚く方もいるかもしれませんが、フランス人にとってはベッドの上に座ってノートパソコンを打つのはごく普通のことなのです。
彼女たちは、週末に恋人と一緒に過ごした翌朝は、グラスマティネを楽しみます。
フランスでは男性がクロワッサンを買いに行ってくれるので、女性はうとうとしながらベッドの中で恋人を待っていれば良いのです。
女性にとってはその時間も幸せなひとときになるのです。
ここで、どうしてフランス人はベッドで朝食を食べるの?と疑問に思われる方もいるでしょう。
その理由は簡単。
もう一度メイク・ラブするためです。
また、フランス人は睡眠を大切にしているので寝具にもこだわっています。
みんなそれぞれ、お気に入りの枕やシーツ、ブランケットを持っています。
寝心地だけではなく居心地のいい空間を演出するようにしています。
ここでベッドについて言えば、フランスと日本ではベッドの規格が違い、日本では大手デパートに行ってもシングルベッド用のシーツばかりで、セミダブル用の種類がとても少ないのですが、フランス人は大きなベッドを好み、少なくともセミダブル以上でないと満足できません。
シングルベッドというのは、そもそもパリでは子供のためのものなのです。
国に関係なく、ベッドは1日の疲れを取ってくれる場所であり、ストレッチもすれば、もちろんメイク・ラブもします。
そのため、色合いもとても重要です。
「今日の寝具は全部ワインレッドカラーでまとめてみよう」
「今日は真っ白なシルクで統一しよう」
などと、気分によって楽しみます。
また、ベッドサイドのテーブルには寝るときに読むための本をたくさん置いて、まさにベッドはスペシャルなスペースという位置づけなのです。
日本では電車の中で居眠りしている人がいますが、睡眠を大切にしているフランス人から見ると、「この人はよっぽど疲れているのか、睡眠不足なのか。」と不思議に思ってしまいます。
日々の生活の中で睡眠はとても大切です。
それは美容や健康の為、そして1日を元気に過ごす活力の源となるからです。
まさに自分のバッテリーチャージをする時間です。
そう考えると、質のいい眠りをとりたいものですよね。
いかがでしたでしょうか。
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さて、次回のライフスタイルコラムでは「ランチをコンビニ弁当で済ませる日本人はありえない!人生を楽しむフランス人のブレイクタイムの考え方とは?」についてお伝えしていきます。
お楽しみに!
